イヤイヤ期は1歳から要注意!自我の芽生えを見逃さないで!

イヤイヤ期は1歳頃から始まります。まだまだ赤ちゃんだと思っていても、イヤイヤ期は静かに始まっているのです。

1歳のイヤイヤは、自分の感情を上手に表現できず、また、自身でもよく自覚していないのも特徴です。言葉を上手に伝えられない1歳には、伝えたいのに伝えられないジレンマがあることを理解してあげながら、対応していくことが大切です。


イヤイヤ期とは?

イヤイヤ期の到来

第一次反抗期、通称「イヤイヤ期」と呼ばれる時期のことを言います。イヤイヤ期は文字通り、イヤイヤと激しく抵抗する時期のことです。まだ子どもが半年未満であれば、時々耳にするイヤイヤ期の噂に、うちの子はどんな風にイヤイヤ期を迎えるのだろうかとドキドキしていることでしょうし、すでに一歳を迎え、子どもがイヤイヤ期に突入したご家庭であれば、日々、子どものイヤイヤに戸惑う日々を送ってることでしょう。

成長の証と言うけれど

イヤイヤ期は自我の芽生えと甘えの葛藤によって起こります。成長の証であり、自我が芽生えた証拠なのです。とは言え、成長の証と言われても、誕生日や七五三のような成長の節目に喜ぶのと同じように、イヤイヤ期がきた~!と喜べる人はなかなかいません。イヤイヤ期がきたからと言って、お赤飯を炊いてお祝いをすると言う気にはなりませんね。

イヤイヤ期はいつからいつまで?

イヤイヤ期はいつから始まり、いつまで続くのか?一般的にはイヤイヤ期は1歳前後から始まって、3歳~4歳頃までには落ち着くと考えられていますが、全ての子どもが当てはまるわけではなく、イヤイヤ期のない子どももいれば、3歳頃から急に始まる子どももいます。また4歳を過ぎてもイヤイヤ期の落ち着かない子どもいるので、一概にいつからいつまでと言えるものでもありません。

個人差がある

うちの子はイヤイヤ期がないとか、うちの子は4歳を過ぎてもまだイヤイヤ期のまま落ち着かないなど、不安になることもありますが、イヤイヤ期がないからと言って、また言われている期間よりも長いからと言って、その子の成長になんら問題があるわけでもありません。一般的に言われている程度のことであり、他の子どもと比べて不安になるようなものでもないのです。

イヤイヤ期の始まり

イヤイヤ期の始まりはどんなものか?子どものイヤイヤ期は、最近機嫌が悪いことが多いなぁ程度の感情から始まります。「魔の2歳児」のピークに向けて、嵐の前の静けさのように、静かにその時は訪れるのです。

イヤイヤ期に気付かない?

1歳の頃の子どもは、個人差はありますが、言葉を話しはじめ、よちよちと歩き出す頃です。言葉と言っても、まだ単語だったり、2語であったり、会話だけで成り立つことは少なく、支えなしで歩かせるのにも不安があります。そんな時期にイヤイヤ期が始まっても、親は初めは気づきません。後から思い返せば、あれはイヤイヤ期に入ったってことだったんだなと気付くことになります。

1歳のイヤイヤは大したことない?

第一子の子どもがイヤイヤ期に突入すると、何でこんなに言うことを聞いてくれないんだろうとうんざりする日々を過ごすことになりますが、実は一歳の頃のイヤイヤは、後々の本格的なイヤイヤと比べるとそれほど大したことはありません。とは言っても、初めて経験するイヤイヤ期です。何をやっても拒否されるストレスは、大したことないの一言で済ませられるものでもありません。

では、一歳の頃のイヤイヤ期とは一体どんなものなのでしょうか?

1歳のイヤイヤ期とオムツ

自我の芽生え

イヤイヤ期は自我の芽生えから始まります。それまで1~100まで誰かにしてもらっていたことに興味を持ち始め、自分でやってみたいなぁと思い始めます。また、それまでは何をするにしても自分の都合などなかった子どもに、今はやりたくないなぁ、今やりたいなぁ、今は食べたくないなぁ、今食べたいなぁ、と自分の都合が生まれてきます。

自覚なし

自分の都合という自己主張をするようになると、いよいよイヤイヤ期の始まりだと覚悟を決めることになります。とは言え、まだまだ一歳児。○○をやりたいと言う欲求はあっても、まだうまく出来ません。また、子ども自身、○○をやりたいと言う自分の欲求さえも自覚していない場合もあります。

伝わらないジレンマ

まだ、言葉でうまく伝えられない頃のイヤイヤは、伝えたいのに伝えられないジレンマから始まります。何がどうしてイヤなのか、なかなかうまく伝えられず、嫌だと言うしか出来ない。または、何がどうして嫌なのか、自分でもよくわかっていないけどイヤだという場合もあります。どちらにしても、まだコミュニケーションツールに言葉を使えない時期の子どもは、伝えたいのに伝わらないジレンマを抱えています。

1歳と3歳の違いはオムツ

1歳と3歳の大きな違いは、おむつの有無でしょうか?早い子で1歳を迎えた時におむつの取れている子もいますが、多くはまだおむつを履いています。3歳になると、おむつの取れている子も増えてきます。幼稚園に向けて、トイレトレーニングを始めるご家庭もあります。イヤイヤ期が始まると、このオムツを取り換えるのが大変です。

難しくなるオムツの取替

素直に寝転がってくれない、すぐに体を横向きにしてしまう、足を広げてくれない、などなど。イヤイヤ期のおむつ替えは大変です。ちょうど出かけようとした時にうウンチをされて、すぐに取り替えたいのに取り替えさせてくれない。何とか横にして取り替えようとしたら寝返りをうって、ウンチをぶちまけられた!なんてことも多々あります。

興味をコントロールする

では、どのようにしたらオムツをうまく取り換えられるでしょうか?

オムツ替えに限ったことではありませんが、1歳の子どもは、まだこちらで興味をコントロールすることも可能な時期です。他のことで気を紛らわすと言うのが効果的です。

気を紛らわせる

例えば、おむつを替える時、横にしたと同時に、子どもの興味のあるオモチャや小さなぬいぐるみを持たせてしまうのもいいでしょう。始めて見るものだったりすると、特に有効です。これは一体何だろう?と言う興味が、おむつを替えられる不快感を上回ります。オモチャを手で回したり、触って何か確認しようとすることに集中します。その時がチャンスです。急いでオムツを替えましょう。

あれ、これなんだろう?と他に興味を持たせることで、それまでの不快感を忘れてくれます。3歳くらいになると、気を紛らわそうと思っても、なかなか乗っかってくれません。1歳前後だと、まだある程度有効な方法です。

1歳のイヤイヤ期の対応とは?

受け止める

とりあえず、受け止めてあげることも必要です。これは1歳のイヤイヤ期に限ったことではありませんが、一度、共感してあげて、子どもの不快感をくみ取ってあげることで、子どもも落ち着いてくれることもあります。その上で、例えば、今やらなくてもいいことであれば、やめてあげてもいいでしょう。「そうだね、今はイヤだね」「それじゃあ、○○が終わったらこれをしようね」など「○○の後に出来るかな」と言ってあげると、この後にするんだなと子どもも覚悟を決めることも出来ます。

落ち着かせる

子どもがイヤだと言うことに対して、イヤじゃないでしょ!と、それを否定することはあまり得策ではありません。イヤな気持ちもわかるよと共感してあげることで、分かってくれるんだと子どもの中にも余裕が生まれます。イヤイヤ言っている子供は何を言っても聞く耳を持たないので、とりあえず、まずは落ち着かせてあげることで、早くイヤイヤが治まることもあります。

イヤイヤの増長

子どものイヤイヤは子どもの自我です。自我を否定することは、子どもを否定することになります。否定された子どもは、さらにイヤイヤが増長します。そうなっては、子ども自身も何でイヤイヤしているのか分からず手に負えません。1歳の子どもは、自分が何にイヤイヤしているのか分からずにイヤイヤしていることがあります。自分の泣き声に興奮し、イヤイヤを増長させてしまうのです。

抱っこしよう

イヤイヤが増長してきた時は、とりあえず抱っこしてあげてもいいでしょう。やはり、抱っこは子どもを安心させます。イヤだとのけぞることも増えてきますが、1歳の頃は、まだ抱っこして背中をさすってあげることで、興奮を治めることも出来ます。

時間に余裕を持とう

イヤイヤ期を乗り切るためには、時間に余裕を持つことが何よりも大切になってきます。規則正しい生活をさせることで、子どもの精神状態を落ち着かせることはもちろんですが、やはり、時間的余裕がないと、どうしても子どものイヤイヤと付き合ってあげることは出来ません。

考える余裕を作る

1歳の頃のイヤイヤ期ならば、例えば強引にベビーカーに乗せてしまうことも出来ますし、抱っこすることも出来ます。しかし、子どものイヤイヤスイッチはどこで入るか分かりません。どこで入ったんだろう?と言うところで泣き始めたりするものです。それでも、時間に余裕があると、どこにスイッチが入ったのか、どうすれば泣き止むのか、考える余裕が出来ます。

時間の余裕は心の余裕

服が気に入らなかったんだなと分かれば、服を取り換えてあげれば済むし、オムツも時間をかけて替えてあげれば済むことです。こちらに時間の余裕がないと、子どものイヤイヤに付き合えません。いつどこで入るか分からないイヤイヤスイッチ。どこで入っても良いように、こちらもある程度時間に余裕を持って行動することで、心に余裕も生まれます。

子どもの自立を認めよう

子どもの自立を見守る

1歳の子どもの場合、必ずしも自分でやりたいことが自分で出来るとは限りません。ついつい手を出してしまいがちですが、出来ないからと言って、全て手伝ってしまうと、子どもの不満は募ります。ある程度はやらせてあげましょう。多少、うまく出来なくても気にしないであげましょう。

満足感を奪わない

例えば、ボタンがずれていることもあるかもしれません。それをやり直してしまうと、せっかく自分でボタンをはめたのにと、イヤイヤスイッチが入ってしまいます。ボタンのずれは気にしないようにしましょう。子どもがそれに気づいてないのであれば、寝てしまった後にでもこっそり直せば済む話です。ボタンをやり直して、子供の満足感を奪ってはいけません

伝えられないジレンマ

1歳は言葉もまだ思うように話せません。思うように話せない、言いたいけど伝えられないジレンマがイヤイヤをさせるのです。そんな言葉をうまく使えない1歳の子どもを言葉で傷つけてはいけません。「もう、知らない!」「勝手にしなさい!」とついつい言ってしまいがちですが、1歳の子どもに言っても理解してもらえません。

言葉で傷つけない

言葉で責めても、否定されたという感情が残るだけです。あまりに言葉で傷つけてしまうと、信頼関係にも響いてきます。子どもにとって親は、絶対安心出来る存在でなければなりません。

分かりやすい言葉を使おう

イヤイヤ期、イライラしてついつい声を荒げてしまうのもわかりますが、相手はまだ小さな子どもです。親の思う以上に言葉に傷つくこともあります。1歳の子どもを叱る時は、1歳でもわかる言葉を使って、あまり恐怖を植え付けないように叱りましょう。

メリハリをつける

危険なことなど、ある程度強い口調で言わなければならないこともありますが、ほんとにしてはいけないことと、親としてはしてほしくないけど許容範囲であることを同一にして、強く叱らないようにメリハリをつけましょう。

時間を置く

あまりにもイヤイヤに手がつけられない時は、しばらく時間を置くことも大切です。イヤだイヤだとなっている間は、何を言っても聞く耳を持ちません。そんな時に、親と子で二人して大きな声で主張しあっても仕方ありません。少し間を置く間に、子どもは自分の気持ちに区切りをつけることも出来ます。自分で気持ちを切替える良い練習にもなるので、多少放っても悪い対応ではありません。

イヤイヤをさせないためには?

満足感を与える

イヤイヤ期を乗り越えるには、子どもに選択させることが大切になってきます。イヤイヤ期は自分でやりたい自我の芽生えです。自分で選択したという満足感を得ることで、イヤイヤスイッチを押される前に回避することが出来ます。

選択させる

どっちの服がいい?どっちの靴にする?雨が降ってるけど、長靴にする?靴にする?自分で持つ?ママが持つ?自分でやる?ママがやる?選択させてあげることです。自分でやることを選択しても、出来ないこともあります。そんな時も、勝手に手伝うことはしないで、少し手伝う?一緒にやる?と聞いてあげます。自分でやると言うこともあれば、一緒にやる?の問いかけに頷くこともあります。

危険は遠ざける

イヤイヤは自我の芽生えであるということを常に意識すると、イヤイヤを回避することも出来るでしょう。触ってほしくないもの、危険なものは目に触れない所に置くこと。はさみなど、危険なものを持った場合は何としても取り上げなくてはなりませんが、取り上げた途端にイヤイヤスイッチが入ります。

必要以上にイヤイヤさせない

スイッチが押される前、はさみを持つ前に、危険なイヤイヤの芽は摘み取ります。そこにはさみがあるから、触りたくなるのです。そこにはさみがなければ、触ることはありません。それは子どもの安全にもつながることであり、必要以上にイヤイヤをさせないことにもつながるのです。

先見の明を持つ

1歳の頃のイヤイヤは、まだお互い言葉で理解し合うことは出来ません。言葉で理解し合うことが出来ないから、子どもはイヤイヤをするし親はイライラもするのです。

その為、親は子どものイヤイヤを先読みすることも大切です。こう思うだろうなぁ、こうするだろうなぁと先読みすることで、子どものイヤイヤを抑えることや、回避することが出来るのです。

1歳のこだわり

ベビーカーに乗りたくない、乗りたい、お菓子が食べたい、ご飯を食べたくない。1歳の子どもでも、様々なこだわりがあるものです。そのこだわりを泣いたり、イヤイヤと暴れることで主張しているのです。出来ることなら、そのこだわりを受け入れてあげましょう。

手間を惜しまない

1歳頃の主張であれば、ある程度は受け入れてあげられることも多いです。しかし、子どもの主張を受け入れるには、大人側にしてみれば、ちょっとめんどくさい、ちょっと時間がかかる、ちょっと遠回りになると言うことも多々あります。

しかし、そこを面倒がってしまうと結局、イヤイヤされてより時間がかかることにもなりかねません。親は手間をかけてイヤイヤを最小限に抑える。イヤイヤを乗り切る知恵の一つです。

大人の余裕を持とう

小さな子どもの大きな主張

1歳の頃の子どもは、まだまだ赤ちゃんの延長です。自分で自分のことをやりたいと言っても、全て出来るわけではありません。まだまだ小さな子どもなんです。とは言え、そんな小さな子どもでも、全身を使ってイヤだイヤだと主張する、それを微笑ましく見られるのも、せいぜい何度目かくらいまでかもしれません。

リフレッシュをしよう

どうしてもイライラして仕方のない時は、誰かの手を借りてみることも必要です。自分の時間を作りリフレッシュすることで、また、子どもに優しくすることが出来るのです。自分のキャパシティを見極め、超えそうな時は超える前に手を打ちましょう。

悩みは尽きない

泣いている子どもを前に、途方に暮れてしまうこともあるでしょう。しかし、周りを見渡してみると、子を持つ親はそれぞれ悩みを抱えています。イヤイヤ期にはイヤイヤ期の悩み、幼稚園に入れば幼稚園なりの、小学校に入れば小学校なりの悩みは出てくるものです。その時その時、大きな悩みであるけれど、悩みは上書きされていくものです

悩みは過去のものになる

忘れてはならないのが、いつの時代の悩みもほんの少しの時間だと言うことです。幼稚園の悩みが生まれた時、イヤイヤ期の悩みは過去のものに、小学校の悩みが生まれた時、幼稚園の悩みは過去のものになるのです。あんなに大変だったイヤイヤ期も、そんなこともあったかなぁと思う程度のものなのです。

子どもは日々成長する

子どもは日々、成長します。親は子どもの成長の過程を間近で感じることが出来ます。子どもの成長は親の喜びです。1歳には1歳の2歳には2歳のそれぞれの日々があります。首がすわれば横抱きから縦抱きに変わります。横抱きをすれば泣いてしまう子どももいます。大きくなれば、抱っこをする機会も減っていきます。そうして大きくなるのです。

親としての成長

イヤイヤ期も同じです。かけがえのない子どもの成長過程です。成長してしまえば、もう一度イヤイヤ期に戻ってもらうわけにはいかないのです。うんざりすることもあるでしょうが、長い子育ての中のほんの少しの時間です。イヤイヤ期を乗り切ることで、親もまた親として成長できるのではないでしょうか。

まだ1歳の子どもです

思い出してください。まだ1歳です。生まれてから1年しか経っていないのです。大人がムキになることはありません。泣いて暴れることもあるでしょうが、ほんの小さな子どもです。小さな子どもが自我に芽生えて葛藤しているのです。ぐっと我慢して見守ってあげることで、何年か後、笑って話せる日もやってくるのです。

イヤイヤ期も同じです。かけがえのない子どもの成長過程です。成長してしまえば、もう一度イヤイヤ期に戻ってもらうわけにはいかないのです。うんざりすることもあるでしょうが、長い子育ての中のほんの少しの時間です。イヤイヤ期を乗り切ることで、親もまた親として成長できるのではないでしょうか。

まだ1歳の子どもです

思い出してください。まだ1歳です。生まれてから1年しか経っていないのです。大人がムキになることはありません。泣いて暴れることもあるでしょうが、ほんの小さな子どもです。小さな子どもが自我に芽生えて葛藤しているのです。ぐっと我慢して見守ってあげることで、何年か後、笑って話せる日もやってくるのです。

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