イヤイヤ期とは何か?年齢によってイヤイヤの特徴や対処法は違います!

誰もが通るイヤイヤ期とはどういうものか?こちらの提案に、ほぼイヤで返す時期のことですが、そのイヤイヤ期、年齢によっても、特徴や対応方法は違うのです。

1歳には1歳の、3歳には3歳の対応方法があるのです。イヤイヤ期とは、子どもを理解することから始まります。年齢に応じた対応方法を知ることで、自然に乗り切ることが出来るのです。


イヤイヤ期とは?

成長の一環

「イヤイヤ期」なんとぴったりなネーミングでしょう。何を言っても「イヤ」と応える子どもたち。まさしく「イヤイヤ期」ですね。しかしこのイヤイヤ期、ただのわがままではないのです。子どもの大切な成長の一環、「自我の芽生え」なのです。

ただの反抗ではない

イヤイヤ期は第一次反抗期とも言われています。反抗期と言っても、実際に反抗しようとして反抗しているのではありません。イヤイヤ期のイヤイヤは、反抗ではないのです。

自我の芽生え

100%受け身だった新生児。何をするにも誰かの手を必要としていました。しかし、いつまでもそんな時代は続きません。徐々に子どもには自我が芽生えていくのです。

自分の意思を持つ

それでは、自我の芽生えとは何か?

簡単に言うと、自分で何かをする、または何かをしないことを自分の意思で決めることです。この自分の意思を持ち始める時期の始まりを、イヤイヤ期と呼ぶのです。

イヤイヤ期はいつから?

では、イヤイヤ期はいつから始まるのか?

一般的に1歳前後から、多くは2歳頃にピークを迎えます。この時期については、一般的に言えると言う程度のことであり、時期にはそれぞれ個人差があります。また、イヤイヤ期の激しい子もいれば、比較的大人しい子どももいます。

個人差がある

子どもを取り巻く環境や子どもの性格はそれぞれ違い、一概に全てのイヤイヤ期をひとくくりにすることは出来ません。イヤイヤ期は他の子どもと比べる類のものではありませんが、一般的に「始まりは一歳、ピークは二歳、終わりは三歳」と言うイメージになります。

年齢に応じた対応を

イヤイヤ期には、それぞれの年齢に応じた特徴や対応方法があります。こちらもやはり、全ての子どもに当てはまると言うわけではありませせんが、ある程度、有効であるとも言えます。

イヤイヤ期の特徴と対応方法を見てみましょう。

1歳のイヤイヤ期の特徴と対処法

イヤイヤ期の始まり

1歳はイヤイヤ期の始まりの時期とされています。この時期の特徴は、自分で自分のイヤなことをすべて理解しているわけではないということです。イヤだと言ってはみたものの、何でイヤなのかもよくわかってないこともあります。よく分からないことに対するイライラで、イヤイヤしている場合もあるのです。

言葉で伝えられない

まだ、言葉をうまく使いこなせていないため、自分の気持ちを伝える言葉を知りません。単純に「イヤ」と言うのが、今の自分の気持ちに最もよく当てはまるのです。

オムツは大変

1歳であれば、まだオムツをつけている子どもも多いです。1歳のイヤイヤ期、おむつ替えに苦労します。替えたくてもなかなか替えさせてくれません。寝転がってくれなかったり、寝返りを打ってしまったり、ちょっとの間くらい我慢してよ、誰のオムツを替えているのよ!言いたくなってしまいます。

食べない

また、食べものをひっくり返すこともざらにあります。今、食べたくないのか、味がイヤなのか、おなか空いてないのか、正直理解出来ません。子ども本人も、実は食事が気に入らないわけではない場合もあります。何かイヤだという感情が、ひっくり返させているのです。

気を紛らわす

まだ言葉で上手に説明出来ない、1歳程度の子どもであれば、その子の要求を大人側が理解するのも難しいこともあります。それくらいの時期の子どもには、とにかく気を紛らわせてあげると言う対応が有効です。今、イヤと言っていることを忘れさせてあげることです。

ごまかす!

オムツを替えてくれない場合は、手にオモチャやぬいぐるみを握らせてあげる。これは何だ?と言う興味が、オムツ替えの不快感を忘れさせてくれるのです。着替えされてくれない場合は、テレビや音楽で紛らわしてあげてもいいでしょう。まだ、ごまかしがきく程度の年齢であれば、ごまかすことも有効な手段の一つです。

なんとなくイヤ!という感情

1歳前後であれば、子ども本人もなぜイヤなのか、その理由を自覚してない場合もあるのだと、大人側が認識することが大切です。言葉をコミュニケーションツールとして使いきれない子どもの場合は、うまく伝えられないことも多く、それが原因でイヤイヤしていることもあるのです。

言葉で説明できないけれど、なんとなくイヤという感情があることを知り、その感情を気を紛らわすことでごまかしてあげることが大切になってきます。

2歳はイヤイヤ期のピークです

イヤイヤ期のピーク到来

2歳は、魔の2歳児と言う言葉があるように、イヤイヤ期のピークと言われています。とにかく、何を言ってもイヤ、イヤです。この時期は言葉の意味も理解できるようになってきて、自分で出来ることも増えてきます。自分で出来ることも増えてくるけど、まだ上手に出来ない時期でもあります。

成長の一環

やりたいけど出来ないジレンマや、自分でやりたいと言う欲求からイヤイヤが始まることの多い時期になります。イヤイヤ期は通して言えることですが、成長の一環であり、自我の芽生えであることを忘れてはいけません。

自主性が高まる

2歳になると、自主性が高まり、何でも自分でやりたがるようになります。可能であれば、その欲求は叶えてあげましょう。例えば、自分で洋服を着たがるようになります。まだ上手に出来ないことも多いですが、すぐに手伝ったりしないで、ある程度は子どもに任せてあげましょう。

子どもに付き合う

早く出掛けたいからと言ってすぐに手伝ってしまうと、子どものイヤイヤスイッチが押されてしまいます。早く出かけたい気持ちはじっと我慢して、子どもに付き合ってあげることが大切なのです。

子どもの成長は親の助けになる

イヤイヤ期の子どものイヤイヤは、単なるわがままではありません。何でもかんでも子どもの言いなりになるということではありませんが、やりたいと言う気持ちは大切にしてあげましょう。その気持ちが、子どもの成長につながるのです。子どもの成長は親の励みにもなるし、助けにもなります。

時間短縮につながる

子どもが上手に洋服を着られるようになると、今度から「洋服着替えておいてね」と一言言えば済むようになります。着替えている間に他の用意をすることも可能になるのです。結果的に、時間短縮につながります。

イヤイヤも一長一短

子どもの何でもやりたがる自己主張は、その瞬間だけ見てはいけません。長い目でみることが大切です。長い目で見れば、あれも必要なイヤイヤだったと気づくことになります。子どものイヤイヤは一長一短です。イヤイヤされることは精神的にもツライことでもありますが、イヤイヤすることによって、子どもも成長し、出来ることを増やしていくのです。

イヤイヤ期は3歳で落ち着く?

イヤイヤ期の終わり?

一般的に3歳頃になると、イヤイヤ期もようやく落ち着いてきます。言葉もより理解出来るようになり、言葉だけのコミュニケーションが可能になる時期であること、幼稚園などに通い始めるようになり、社会とのつながりが出来るようになること、などを理由として落ち着いてきたかなと感じるようになります。

終わりにも個人差がある

しかし、3歳になったからと言って劇的に落ち着くわけではありません。2歳に近い3歳もいれば、4歳に近い3歳もいるのです。3歳になっても落ち着かないからと言って、焦ることではありません。

社会とつながる

3歳になると、幼稚園などに通い始める子どもも増えてきます。社会とつながるようになって落ち着く子もいれば、逆に、社会とつながることによってストレスを感じイヤイヤが始まったり、ひどくなったりする子どももいます。

友達とのつながり

まだ3歳程度であれば、一人遊びの好きな子どももたくさんいます。また、一緒に遊んでいるようにみえても、実はそれぞれ違う遊びをしていることもあります。イヤイヤ期の子どもが友達と上手に遊べないからと言って、焦る必要はありません。

言葉を理解する

3歳になると、言葉でのコミュニケーションも可能になってきます。言葉を理解していると思うと、こちらもついつい言葉で攻めてしまいがちです。

イヤイヤは終わらない

また、イヤイヤが落ち着いてきたなと思っても、急にイヤイヤスイッチが押されてしまうこともあります。そんな時「落ち着いてきたと思っていたのに」というがっかり感で、ついついこちらも声を荒げてしまいがちです。

焦らない

イヤイヤは今日から大丈夫と言う形で落ち着くわけでもありません。イヤイヤが治まってきたかなぁと思ったら、そうでもなかったということの繰り返しで、徐々に治まってきたかなぁと思う機会が増えてくるのです。焦ってはいけません。子どもは子どものペースで成長しているのです。

イヤイヤ期、工夫も必要です

自己主張を認める

イヤイヤ期は、わがままだと言って頭ごなしに叱ればいいと言うものではありません。常にそれを意識して対応することが必要です。○○がイヤだと言う感情は、立派な自己主張です。何から何まで子どもの言うことを受け入れればいいと言うわけではありませんが、自己主張をつぶしてしまってはいけません。

言い方を工夫しよう

子どものイヤイヤを減らすためには、言い方一つでも工夫をしましょう。イヤイヤ期の子どもは○○しなさいと言われると、条件反射のようにイヤと言ってしまいがちです。言い方一つでイヤイヤスイッチも押されてしまいます。イヤと言われない形、例えば、ちょっと難しいかもしれないけど、出来るかな?と、自立心を促す言い方をするなど、子どもにあった形に工夫することが必要になってきます。

納得させる

何かをしてほしいと思うならば、子ども本人に納得させることが大切です。例えば、洋服を着替えてほしいならば、着る服を選択させて、子どもの自己主張に付き合ってあげることです。どの服がいい?好きな服を選んで着替えてねと言われれば、子どもも好きな服を選んで納得して着替えるでしょう。

傾向を知ろう

子どもに選ばせることで、子どものお気に入りの傾向が分かってきます。今後、これを選ぶだろうなぁと思う服を子どもに提示することで、イヤイヤされるひと手間を短縮することも可能になります。

選択肢は慎重に提示

この選択させるという行為は、他のことにも使えます。靴や帽子、食事なども子どもに選ばせることでスムーズに済ませることも可能になります。この際に大切なのは、選ばれて困るものは選択肢の中に入れないことです。選んだものを否定されたら、イヤイヤスイッチが入ることになります。

遠回りも必要です

例えば、道などもそうですね。入りたい!とねだられてしまうお店の前は通らないことです。少し遠回りになっても、違う道を選択することで、イヤイヤされることを回避出来ます。可能であれば、今日は入ってもいいよと言う時だけそのお店の前を通り、入りたいという子どもの願いを叶えてあげると、子どもも機嫌良く歩いてくれるかもしれません。

わがままと自己主張

子どもに選択させる時に大切なことは、子どものわがままと自己主張を一緒にしないことです。夕飯時にお菓子を食べようとしたり、いつまでもテレビを見ていたり、誰かのものを取ってしまったり。いけないことはいけないと毅然とした態度をとり、自主性を伸ばせる所は伸ばすように、区別することも大切になってきます。

イヤイヤ期も貴重な時間

急がばまわれ

遠回りをすること、子どもに選ばせたり、自分のことを自分でしてもらうことは、大人が効率良くやるよりも、より時間がかかります。しかし、結果的に、イヤイヤされるよりも早く物事がスムーズに進むこともあります。

時間に余裕を持つ

イヤイヤ期は、子どもに付き合うという姿勢が大切になってきます。子どもに付き合う為には、時間に余裕がなければなかなか出来ることではありません。時間に余裕を持つことも、イヤイヤ期をスムーズに乗り越えるためには、とても大切なことです。

規則正しい生活をする

規則正しい生活を習慣づけること、子どものイヤイヤに付き合うためにも、時間に余裕を持った行動を心掛けることで、いくつかの子どものイヤイヤは回避することも可能です。しかし、どんなに気を遣っても、イヤイヤスイッチが押されてしまうことはあります。子どものこだわりは、大人の常識を超えているのです。

時間が解決する

なんでそんなことで?ということで、イヤイヤスイッチは入ります。なんで?なんて考えても仕方ありません。どうしようもない時は、時間に解決してもらうことも必要です。少し時間を置くことで、子どもが勝手に落ち着いてくれることもあるでしょう。

子どもは子ども

時には抱っこしてあげたり、落ち着くまでそばにいて、子どもの話しをよく聞いてあげることも大切です。子どもは大人ではありません。まだ、かわいい盛りの子どもなのです。大人と同じ理解力などないのです。子どもに求め過ぎてはいけません。今の子どもの状態を受け入れてあげることで、子どもも成長していくのです。

子育ては総力戦

それでもどうしようもない時は、誰かの手を借りてリフレッシュしてみましょう。子育ては総力戦です。使える手はどんどん使っていきましょう。そうしているうちに自然とイヤイヤ期など過ぎているものです。

イヤイヤ期も大切な時間

子育ては、イヤイヤ期だけではありません。成長すれば成長しただけの悩みも出てきます。その時、今のこのイヤイヤ期の悩みなど、ただの通過点に過ぎなかったと気付く時もくるでしょう。イヤイヤ期は1歳~3歳と言われていますが、まさにかわいい盛りの時期です。イヤイヤ期をうつむいて過ごすなんて、もったいない!イヤイヤ期だって、かけがえのない子育ての時間なのです。

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